勝ち続ける経営/原田泳幸 [簡単ビジネス書評]
勝ち続ける経営/原田泳幸
こちらの書籍は原田泳幸氏が日本マクドナルドホールディングス株式会社の代表取締役社長CEOだった頃に書かれたものです。
あのマクドナルドが7年連続で赤字だった時代に原田氏が就任し、その後は8年連続で黒字決算へとV字回復させています。マクドナルドを退任時にはまた色々と問題も発生はしたようですが、その経営手腕はまさに素晴らしいものだと思いますし、とてつもないリーダーシップを発揮しているように私には見えました。
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マクドナルド退任後はベネッセHDなどの社長に就任するも、そこでも様々なトラブルもあり業績回復はできず現在は退任しています。
原田氏の批判をする輩も世間には多いようですが、実績は確かだと思いますし、色々な経営の方法はあると思いますから、私は一人の経営者としては素晴らしいと思っています。あのマクドナルドの赤字をすぐにプラス成長に変えて革新を起こしたわけですから!
そしてマクドナルドはその後また赤字になりましたが、現在はまた他の経営者で見事に黒字化しているわけですから、やはり流石マクドナルドという感じでしょうか。
それでは余談はこのくらいにして、本書から私がチェックしたポイントの一部をご紹介します。
・知りすぎると変革のリーダーシップをとれない。経験が長く知識が豊富であるからこそ変化できないバリアになっているケースがある。
・今から新しいバスが出発する。新しいバスのチケットを買いたい人は買え。買いたくない人はバスに乗らなくて構わない。
・改革というのは、全ての過去の経験を捨て白紙の状態に自分の意識を持って行き、自分の成功経験をも否定しながら、次のビジネスのナビゲーションのために自分自身の変化を考えなければならないのです。
・次の成長のためには、目の前のおいしいものも捨てることが必要なのです。
・成長のためには痛みを伴う改革が必要
・コストを減らすとは、投資をすること。
・経営が厳しい時こそ投資も含めてもっとお金を使おうという議論をしないとその後の復活は有り得ない。
・経営改革というのは、自分の評判を気にするとなにもできなくなる。
・ビジネスではスピードが何よりも大事。
以上です。
いかにも原田流という感じがしますが、トップ経営者の思考に触れることができるこういった書籍はやはり経営者であれば多く目を通しておくべきでしょう。
この一冊を読めば原田泳幸氏の生き方そのものが感じ取れると思います。本書のタイトルの通り、是非とも勝ち続けたいと思いますが、失敗しても諦めなければ成功しかありえないですから、そういった精神であれば最終的には勝ち続けると言ってもいいかもしれません。
【過去に紹介したおすすめ書籍】
◆小さな会社の社長のための問題解決マニュアル/福島正伸
◆目標達成の技術/青木仁志
◆そうそう、これが欲しかった!感性価値を創るマーケティング/小阪裕司
◆覚悟の磨き方/吉田松陰
◆運命を拓く/中村天風
◆社長が知らない秘密の仕組み/橋本陽輔
◆リピーターになる時期は予測できる/橋本陽輔
◆あたえる人があたえられる/ボブ・バーグ&ジョン・デイビッド・マン
◆ロングセラーを呼ぶマーケティング/ハリー・A・ヒル
◆10年後もつきあってくれる 新規の顧客をゼロから育てるマーケティング/濱田将士
◆成功哲学/ナポレオン・ヒル
◆君に成功を贈る/中村天風
◆あーす・じぷしー/Naho&Maho
◆新経営学読本/福島正伸
◆自助論/サミュエル・スマイルズ
◆借金100億円からの脱出/南原竜樹
◆なぜお店が儲からないのかを解決する/堀江貴文
◆憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城徹・藤田晋
◆つながりで売る7つの法則/藤村正宏
◆ビジネスマンのための最新「数字力」養成講座/小宮一慶
◆「0から1」の発想術 著者 大前研一
◆人生を勝利に導く金言 著者 野村克也
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こちらの書籍は原田泳幸氏が日本マクドナルドホールディングス株式会社の代表取締役社長CEOだった頃に書かれたものです。
あのマクドナルドが7年連続で赤字だった時代に原田氏が就任し、その後は8年連続で黒字決算へとV字回復させています。マクドナルドを退任時にはまた色々と問題も発生はしたようですが、その経営手腕はまさに素晴らしいものだと思いますし、とてつもないリーダーシップを発揮しているように私には見えました。
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マクドナルド退任後はベネッセHDなどの社長に就任するも、そこでも様々なトラブルもあり業績回復はできず現在は退任しています。
原田氏の批判をする輩も世間には多いようですが、実績は確かだと思いますし、色々な経営の方法はあると思いますから、私は一人の経営者としては素晴らしいと思っています。あのマクドナルドの赤字をすぐにプラス成長に変えて革新を起こしたわけですから!
そしてマクドナルドはその後また赤字になりましたが、現在はまた他の経営者で見事に黒字化しているわけですから、やはり流石マクドナルドという感じでしょうか。
それでは余談はこのくらいにして、本書から私がチェックしたポイントの一部をご紹介します。
・知りすぎると変革のリーダーシップをとれない。経験が長く知識が豊富であるからこそ変化できないバリアになっているケースがある。
・今から新しいバスが出発する。新しいバスのチケットを買いたい人は買え。買いたくない人はバスに乗らなくて構わない。
・改革というのは、全ての過去の経験を捨て白紙の状態に自分の意識を持って行き、自分の成功経験をも否定しながら、次のビジネスのナビゲーションのために自分自身の変化を考えなければならないのです。
・次の成長のためには、目の前のおいしいものも捨てることが必要なのです。
・成長のためには痛みを伴う改革が必要
・コストを減らすとは、投資をすること。
・経営が厳しい時こそ投資も含めてもっとお金を使おうという議論をしないとその後の復活は有り得ない。
・経営改革というのは、自分の評判を気にするとなにもできなくなる。
・ビジネスではスピードが何よりも大事。
以上です。
いかにも原田流という感じがしますが、トップ経営者の思考に触れることができるこういった書籍はやはり経営者であれば多く目を通しておくべきでしょう。
この一冊を読めば原田泳幸氏の生き方そのものが感じ取れると思います。本書のタイトルの通り、是非とも勝ち続けたいと思いますが、失敗しても諦めなければ成功しかありえないですから、そういった精神であれば最終的には勝ち続けると言ってもいいかもしれません。
【過去に紹介したおすすめ書籍】
◆小さな会社の社長のための問題解決マニュアル/福島正伸
◆目標達成の技術/青木仁志
◆そうそう、これが欲しかった!感性価値を創るマーケティング/小阪裕司
◆覚悟の磨き方/吉田松陰
◆運命を拓く/中村天風
◆社長が知らない秘密の仕組み/橋本陽輔
◆リピーターになる時期は予測できる/橋本陽輔
◆あたえる人があたえられる/ボブ・バーグ&ジョン・デイビッド・マン
◆ロングセラーを呼ぶマーケティング/ハリー・A・ヒル
◆10年後もつきあってくれる 新規の顧客をゼロから育てるマーケティング/濱田将士
◆成功哲学/ナポレオン・ヒル
◆君に成功を贈る/中村天風
◆あーす・じぷしー/Naho&Maho
◆新経営学読本/福島正伸
◆自助論/サミュエル・スマイルズ
◆借金100億円からの脱出/南原竜樹
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◆憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城徹・藤田晋
◆つながりで売る7つの法則/藤村正宏
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◆「0から1」の発想術 著者 大前研一
◆人生を勝利に導く金言 著者 野村克也
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