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ランチェスター弱者必勝の戦略/竹田陽一 [簡単ビジネス書評]

ランチェスター弱者必勝の戦略/竹田陽一


こちらはかの有名なランチェスター戦略に関する書籍です。ランチェスター戦略に関しての書籍は数々ありますが、こちらはランチェスター戦略の生みの親である竹田陽一氏の書籍の文庫版です。


我々のような中小企業はまさにランチェスター戦略で攻めるべきであり、弱者ならではの戦略があるのです。今一度、本書の内容を確認していただければ幸いです。


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中小企業には弱者なりの攻め方がある。弱者が大手企業の真似をして戦略を立ててもうまくいかないのではないだろうか。大手には大手の、中小には中小のやり方がある。まさにこのランチェスター戦略は弱者が勝つための戦略が記されている。


それでは私が本書でチェックしたポイントを一部ご紹介していきます。


・小さくともよいからナンバーワンをひとつ創ることだ。そしてそれを定着させる。そのあと次のナンバーワンづくりに着手していく。


・小さく分けると勝てる分野が発見できる。小さな分野でもよいからまずナンバーワンになるのが大事なのだ。


・弱者は動きのよさを失わないようにしなければならない。動きやすくするということは「軽装備」を心がけることである。財務上では、資金の固定化は避けるべきである。つまり固定資産が多くなるような事業には手を出すなということである。


・経営での先制攻撃は先に手がけることだ。


・早いサービス、早い仕事、これが強者に勝つための決め手である。


・初めヤル気がなくても渋々行動をしたあとに熱意が出ることもある。つまり行動は熱意を生み出すのだ。


・営業7割、計画3割が理想的


・経営にはいくつもの法則的な比率がある。その一つに先行投資3%という比率がある。将来に対し3~5%投資すると全体の効率が向上し安全が図られるというものだ。


・自分の商品を買ってくださる人を祈るのが真の商売祈願である。


・全くの新規客を作るよりも、リピーターを作って買ってもらったほうが楽だろうに、なぜか手紙すら出していない。


・思っていてもこれを態度で示さないと客には伝わらない。


以上となります。


そしてこの書籍の巻末には「経営者・ビジネスマンの実力評価チェックテスト」というものが付いていて、自分の実力が点数で出せます。


ちなみに私が本書を読んだ2013年月時点では65点でした(汗)


65点というのは、本書によると、まだ独立の実力はない・・・、という評価です。ただ、すでに独立してしまっていましたが(笑)


あれから5年も経過しているので今やったらもうちょっと点数は上がっているかなと思います。たぶん(笑)


気になる方は是非、本書を手に入れて最後のテストまでやってみてください。






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◆新経営学読本/福島正伸
◆自助論/サミュエル・スマイルズ
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◆ビジネスマンのための最新「数字力」養成講座/小宮一慶
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